2013年5月25日 11:38 | 無料公開
市長の辞職に伴う八千代市長選はあす26日、投票が行われ、即日開票される。新川周辺に図書館やグラウンドを建設する整備計画を進めてきた豊田俊郎元市長の市政運営への評価、今後のまちづくりの方向性などを争点に、新人三つどもえの舌戦は最終局面。各候補は駅前や街頭での演説、チラシ配布などでしのぎを削っている。大勢判明は午後11時ごろの見通し。
立候補しているのは、元市議の秋葉就一候補(44)、飲食店経営の杉山智基候補(54)、元県議の服部友則候補(55)=自民、公明推薦=の3新人でいずれも無所属。
秋葉候補は、新川周辺地区都市再生整備計画の大幅見直しなど「住み続けたいと思える八千代市」への転換を主張。元市長のリコールを目指してきた住民を中心に、元所属会派や共産の同市議が支持。近隣市の市議らも応援に駆け付ける。
杉山候補は、「必要な施策が切り詰められ、市民感覚とかけ離れている」などと元市長の市政運営を批判した上で、「あすの子どもたちのために八千代再生」を訴える。商工会議所などの地元団体に加え、複数党派の市議らが支援する。
服部候補は、市議と県議約30年の政治経験を強調し、「築いてきた人脈を八千代市の発展に生かしたい。暮らし満足度一番に」と訴え。街頭演説では自民、公明の国会議員、県議、市議が立ち替わり応援、豊田元市長も駆け付けた。