国際体操連盟の渡辺会長が再選 2期目

国際体操連盟(FIG)の渡辺守成会長

 国際体操連盟(FIG)は6日、トルコのアンタルヤで開いた総会で役員改選を行い、現会長の渡辺守成氏(62)が再選を果たした。各国・地域連盟の投票で理事のファリド・ガイボフ氏(42)=アゼルバイジャン=を81―47で退け、五輪実施競技では日本人で唯一の国際連盟(IF)会長の地位を守った。2期目となり、任期は2022年から3年間。

 渡辺氏は17年にアジア人初の会長となり、18年に国際オリンピック委員会(IOC)委員に就任。コロナ禍で東京五輪の1年延期決定後、五輪競技で日本に海外から選手を招いた初の国際大会を昨年11月に開催するなど豊富な実績、手腕が評価された。


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