共闘できず逃した議席 千葉県議選協力も会派分裂へ 立民・国民 【激戦の足跡 検証 千葉5区補選 統一地方選】(中)

選挙カーの上で矢崎氏(左)への支持を求める泉代表=22日、浦安駅前
選挙カーの上で矢崎氏(左)への支持を求める泉代表=22日、浦安駅前
街頭演説後に聴衆と握手する岡野氏=22日、市川市
街頭演説後に聴衆と握手する岡野氏=22日、市川市

 衆院千葉5区補欠選挙が開票され、24日未明、立憲民主党新人の矢崎堅太郎氏(55)がわずか5千票ほどの差で落選が確実になると、同党関係者は「野党が候補者を一本化すれば圧勝だったのに」と憤った。

 同補選は、自民党だった衆院議員の「政治とカネ」の問題による辞職が原因で行われ、野党は議席獲得の好機だった。ところが、国民民主党新人の岡野純子氏(44)のほか、日本維新の会新人、共産党元職ら野党・無所属候補6人が乱立。 ・・・

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