多古町長選 2新人戦略で明暗 平山氏「透明性」訴え奏功 菅沢氏前面に“所色”裏目

初登庁し職員から花束を受け取る平山氏(左)=8日、多古町役場
初登庁し職員から花束を受け取る平山氏(左)=8日、多古町役場

 新人同士の一騎打ちとなった6日投開票の多古町長選は、元教員の平山富子氏(62)が4114票を獲得し、3297票だった元町議、菅沢久氏(70)を破り初当選した。昨年の衆院選を巡り公選法違反(公務員の地位利用など)の罪で略式命令を受けた前町長の所一重氏(57)の辞職に伴い実施された今回の選挙。両陣営は僅差の接戦になるとにらんでいたが、 ・・・

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