2014年1月23日 10:29 | 無料公開
任期満了に伴う木更津市長選(3月16日告示、同23日投開票)で、自民党の渡辺芳邦県議(49)=木更津市選出、3期=が立候補する意向を固めたことが分かった。渡辺氏は千葉日報社の取材に、「水越氏の市政を継承したい」と答えた。
渡辺氏は「(市勢を)どう持続させるか土台作りをする時期。市民総出でまちづくりのできる体制を作りたい」と意欲を語った。今月中には正式に出馬表明する予定という。
同市長選をめぐっては、現職の水越勇雄市長(74)=3期=が引退する考えを示しており、渡辺氏は水越氏の後継候補として出馬する方針。渡辺氏は木更津市出身で2005年4月から県議。
一方、前回の同市長選に立候補し落選した元建設省建築指導課長の石川哲久氏(66)も出馬の準備を進めており、今月27日に支援者集会、来月4日に事務所開きを予定している。
石川氏は「これまでの経験を生かした即戦力で、木更津を経済、生活の面から房総一のまちにしたい」と話しており、近く出馬会見を開く考えという。
石川氏は木更津市出身で、同課長のほか大阪府建築都市部長などを務めた。