2012年12月13日 10:29 | 無料公開
16日投開票の衆院選は小選挙区の激戦と並行し、比例代表南関東ブロック(定数22、千葉・神奈川・山梨県)の争いも注目される。千葉日報社の世論調査などでは、民主党が小選挙区と同様、前回から大幅に議席を減らす見通しで、堅調の自民党は議席上積みの見込み。日本維新の会が民主に迫る勢いを見せる半面、他の中小政党は伸び悩み明暗を分ける。本社世論調査では約3割が比例代表の投票先を「決めていない」と答えており、各党は党首級を次々と県内入りさせ最終盤の支持拡大を狙っている。
本社世論調査と、共同通信社の終盤情勢調査などでは、民主は4議席前後の見通しで前回から大幅減となり、自民は前回から複数議席を上積みする勢い。維新が4議席前後に迫る状況でみんなの党は2議席確保の情勢。公明党、共産党は前回同様の議席となる可能性が高まる。日本未来の党は2議席目をうかがう状況、社民党は南関東の議席を失う危機に直面する。