【うずしお高校浄瑠璃部】(194) ドリアン助川・作 茂苅恵・画

 ◆第五章 鮎屋の滝(三十二)

 さつきもまた、追い詰められているんだ。だから、もう、この話はやめろ。

 いやな流れを断ち切ろうと、圭介の心が叫んでいた。だが、落下する滝を止めることが ・・・

【残り 805文字、写真 1 枚】



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