2022年10月17日 05:00 | 有料記事

リニューアルオープンした「NIKITA CAFE&PARK」=御宿町
昨夏の東京五輪で日本勢が活躍し、一躍脚光を浴びるようになったスケートボード。今春にはスケボーを含めたアクションスポーツの世界最高峰の大会「Xゲーム」も千葉市内で開かれ人気が高まっている。初心者でも楽しめるスケボーパークの新設や規模拡張の動きが県内で広がり、五輪のサーフィン会場となった一宮町がある外房地域では、サーフィン人気との相乗効果を期待する声も上がっている。
今年4月、千葉市中央区の蘇我スポーツ公園内にスケボーなどを楽しめる「フクダ電子ボードエリア」がオープンした。敷地面積は約2500平方メートルで、バンクなど11種類16基のセクション(競技用施設)が設置されている。初心者から中級者の利用を想定しており、市公園管理課によると、8月末までの5カ月間で20代~30代の若者を中心に7382人が足を運んだ。
同エリア整備に協力してきた市スケートボード協会の代表、仲野慶さん(44)は「五輪やXゲームの影響でスケボーの注目度が格段に上がった。最近は、近所で練習していると小学生が教えてもらいに集まってくるほど」と説明する。
公園などはスケボー禁止の場所が多いといい「スケボー人気の一方、始めてみたいと思っても場所がな ・・・
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