島根、補助金1700万円損 単位3桁ミス、全額県負担

島根県庁

 島根県は6日、2024年度国庫補助金の実績報告を誤った結果、本来交付されるはずだった約1780万円を受け取れなかったと発表した。円単位で記載する欄を千円単位と誤認したのが原因。交付は実際より3桁少ない1万7845円だった。不足額は全て県の負担となる。担当者は「多大な心配と迷惑をおかけした。深くおわびする」と謝罪した。

 補助金は「デジタル田園都市国家構想交付金」で、財政課が取りまとめて申請し、国が2分の1を交付する。地域生活交通の再構築に関する実証への補助事業で、担当部局が財政課に報告する際、単位を誤った。2日に決算を整理する過程で判明したという。


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