2025年5月15日 21:40 | 無料公開
2024年、福岡の博多の森陸上競技場で開催された全国高校総体の陸上競技
例年夏に行われている全国高校総合体育大会の陸上の開催時期について、秋への移行が一つの選択肢となっていることが15日、関係者への取材で分かった。近年、厳しさを増している暑さ対策に本格的に乗り出し、選手の負担を軽減させる狙いがある。
日本陸上競技連盟は7月の日本選手権などで、気温と湿度などから算出する「暑さ指数(WBGT)」が31以上になった場合は中止または中断することを確認した。全国高校体育連盟の陸上専門部とも協議し、今夏に広島市で行われる高校総体では競技日程見直しを決定。最も過酷とされていた400メートルの1日3レース実施(予選、準決勝、決勝)を2日間の開催に変えるほか、長距離でも夕方や夜に行う種目を増やす。来年はさらなる抜本的な改革を視野に入れる。
陸上専門部は「インターハイは全国の高校生にとって最高の舞台。その未来を守るための取り組み」とし、日本陸連の田崎博道専務理事は「暑熱対策の根底にあるのは子どもたちの未来。国民的な問題として取り組んでいかないといけない」と危機感を口にした。








