新関脇・王鵬「勝つのが仕事」 春場所へ、気を引き締める

大相撲春場所の新番付が発表され、記者会見する新関脇の王鵬=25日、大阪市西淀川区の大嶽部屋宿舎

 新関脇の王鵬は25日、大阪市西淀川区の大嶽部屋宿舎で記者会見し「良かったなという気持ち。三役は勝つのが仕事。ここからが大事だと思う」と気を引き締めた。先場所は三つどもえの優勝決定戦で敗れたものの、12勝3敗で技能賞を獲得。「ずっと目指してきた」という三役の座をつかんだ。

 母方の祖父は元横綱大鵬(故人)、父は元関脇貴闘力。「自分が一生懸命やってきた結果。3世代連続(三役)を目指していたわけではない」と淡々と話した。それでも、見た目やたたずまいが「昭和の大横綱」大鵬に似ていると言われることには「うれしい」と笑みを浮かべた。

 春場所は「15番勝つつもりでやる」と意気盛んだった。


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