2022年2月5日 06:34 | 無料公開
【ニューヨーク共同】米大リーグの選手会は4日、難航する労使交渉を巡り、機構(MLB)が求めた連邦調停局による仲裁に応じないと発表した。声明で「さまざまな要素を考慮した結果、今回の要求を拒否することに決めた。選手側は話し合う準備が整っている」と交渉継続の姿勢を明確にした。調停人による仲裁には、選手会の同意が必要だった。
大リーグは昨年12月からロックアウトに突入。年俸総額が規定額を超えた球団に対する課徴金(ぜいたく税)などの争点で対立し、事態打開の糸口が見えていない。16日に開始予定のキャンプは、遅れが避けられない情勢となっている。