2022年2月2日 21:08 | 無料公開

濃厚接触者となった同居家族の待機期間の運用見直しを発表する後藤厚労相=2日夜、厚労省
厚生労働省は2日、新型コロナウイルスに感染した人の同居家族が濃厚接触者として自宅待機する期間を、従来より短縮できるよう見直したと発表した。感染者の発症日か、家庭内でマスク着用などの感染対策を開始した日の遅い方の翌日から、自身が7日間発症しなければ解除できる。
感染者は、発症した場合は10日間、無症状の場合は7日間の療養がそれぞれ必要。これまでの運用では家族はそれらの終了から、さらに7日間の待機を求められていたため、待機期間は14〜17日間に及んでいた。
後藤茂之厚労相は、社会経済活動維持のため、子どもの看病に当たる保護者の早期解除が必要との認識を示した。