安田と由紀が童謡の最終公演 25年以上の歴史に幕 

「童謡コンサート」のファイナル公演で歌った由紀さおり(左)と安田祥子=東京都内

 由紀さおり、安田祥子の姉妹が1986年以来、全国各地で続けてきた「童謡コンサート」のファイナル公演を東京で開き、25年以上の歴史に幕を下ろした。

 「お互い元気なうちに一度、区切りをつけたかった」と話した由紀。この日は「在庫一掃セールよ」と四半世紀を振り返る形で「赤とんぼ」などの童謡からオリジナル曲まで27曲を披露した。

 2人のコンサートは日本国内にとどまらず米国など世界各地でも開かれ、25年で約2500公演、約250万人を動員。ポップスなども取り入れ、徐々に形を変えながら開催を重ねてきた。

 大きなツアーは終わるが、2人のステージは続き、来春以降は「もっと身近で楽しめる新しい形を検討中」とか。


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