胆管がんで新たに5人が労災申請 計34人に 

 大阪市の印刷会社の従業員らに胆管がん発症が相次いだ問題で、厚生労働省は5日、新たに印刷業関連で5人が労災申請したことを明らかにした。労災申請は計34人(うち死亡23人)となった。

 厚労省によると、5人はいずれも男性で、30代1人(死亡)、40代3人(うち死亡2人)、70代1人。このほか、印刷業以外での胆管がんによる労災申請も2件あった。

 6日から始まる専門家による検討会で労災認定の可否を調べ、年度内にも結論を出す方針。

 胆管がん問題発覚の発端となった大阪市の校正印刷会社「サンヨー・シーワィピー」では、新たに従業員2人の発症を確認した。


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