イノシシに70代男性2人襲われる 1人はかまれ30針縫う大けが 館山の捕獲従事者 わなのワイヤー切れ…

※写真はイメージ(写真と記事は直接関係ありません)
※写真はイメージ(写真と記事は直接関係ありません)

 館山市は13日までに、市内に住む捕獲従事者の70代男性ら2人がイノシシに襲われたと発表した。

 市によると、12日午前7時半ごろ、同市見物の住宅敷地内で、住民の連絡を受けて訪れた捕獲従事者の男性がくくりわなにかかった大型の雄のイノシシを確認。とどめを刺そうとしたところ、わなのワイヤーが切れ、イノシシに襲われた。捕獲従事者の男性は背中や太ももをかまれ、30針を縫う大けが。同行した親戚の70代男性も膝に軽いけがを負った。イノシシは捕獲従事者の男性によって処分された。

 同市では本年度、昨年度のペースを大きく上回る1500頭以上のイノシシが捕獲されている。市農水産課は「わなにかかった状態でも、突然ワイヤーが外れてイノシシが襲ってくる場合があるので、不用意にイノシシに近づかないよう注意してほしい」と呼びかけている。


  • Xでポストする
  • LINEで送る