2023年10月12日 15:58 | 無料公開

千葉地裁
香取市で3月、同居する孫の小学生男児の首をロープで絞めて殺害しようとしたとして、殺人未遂の罪に問われた無職の女(78)の裁判員裁判判決公判が12日、千葉地裁であり、松本圭史裁判長は懲役3年、執行猶予4年(求刑懲役4年6月)の判決を言い渡した。
判決で松本裁判長は「それなりの強度で首を絞め付けており、強い殺意に基づく危険な犯行態様」と指摘。一方、家族が処罰を望んでいないことなどから猶予刑とした。
判決によると、3月27日午前9時10分ごろ、自宅で当時小学3年だった孫の首をロープで絞め殺害しようとした。孫は全治約2週間の擦り傷を負った。