「釣り客減る」懸念強く 外房周辺の遊漁船関係者 処理水24日放出

※写真はイメージ
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 処理水の海洋放出が決まった22日、千葉県内の太平洋沿岸部の遊漁船関係者らからも釣り客減などを懸念する声が上がった。

 「海で魚を取っている身としては大反対。海にまいて終わりって、そりゃないって」と訴えるのは、旭市飯岡港の釣り船「太幸丸」の船主、実川浩司さん(51)。「釣ることが好きな人もいるが、自分で釣った新鮮な魚を食べるのが醍醐味(だいごみ)。東日本大震災の後、客の半分が釣った魚を心配していた。(処理水放出後は)風評被害が出てくる。客が半減すると思っている」と打ち明けた。

 茨城県内 ・・・

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