2023年7月25日 10:29 | 有料記事

千葉地裁
関東地方を中心とした広域強盗事件を巡り、1月に発生した大網白里市の事件に関与したとして、強盗致傷などの罪に問われた元自衛官、中桐海知被告(24)の裁判員裁判初公判が25日、千葉地裁(守下実裁判長)で開かれ、被告は「間違いありません」と起訴内容を認めた。検察側は被告と指示役とされる人物との犯行に至るまでのやりとりや被告の役割を明らかにした。
起訴状などによると、永田陸人被告(21)=強盗傷害罪などで起訴、作田竜二被告(25)=同=と共謀し、1月12日午後7時25分ごろ、同市内のリサイクルショップに金品強奪目的で侵入。同店の店長(76)を「金庫はどこだ」と脅して顔を拳で複数回殴るなどし、頬や鼻を骨折させるなど全治約2週間のけがを負わせたとされる。
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