松戸女児殺害7年 遺族の悲しみ改めて痛感 福島での「良い人生」願う 【ちば最前線】

 松戸市立小学3年だったベトナム国籍のレェ・ティ・ニャット・リンさん=当時(9)=が2017年に殺害された事件。当時小学校の保護者会長を務めていた男(52)が犯人だった衝撃とともに、あどけなくほほ笑むリンさんの写真が映されたニュースは強く記憶に残っている。大学生だった記者も遺族の悲しみを想像せずにはいられなかった。

 事件から7年がたった。リンさんの両親は現在、福島県二本松市でベトナム料理店を経営している。本紙で店を紹介(3月24日付で掲載)しようと、3月上旬に二本松市へ向かった。

 JR二本松駅で路線バスに乗り、の ・・・

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