2023年12月6日 20:52 | 有料記事

製作した千葉工大の学生たち。手前は打ち上げる機体と同じ機能を持つ試験機=6日、習志野市の同大

千葉工大の学生が製作した衛星「KASHIWA」。向かって左面には2台のカメラやアンテナ、他の面には発電用のソーラーパネルが設置されている(千葉工業大学提供)
千葉工業大学(習志野市)の学生が製作した超小型衛星が来年春、宇宙に飛び立つ。重さ約1キロ、1辺10センチの立方体で、名前は「KASHIWA」。設計だけでなく打ち上げ認可など関係機関との手続きも学生主体で進めてきた。小さな機体には、測位や地磁気の観測など複数の機能のほか、山火事を耐えるカシワの木の強さにちなみ、困難を乗り越え宇宙を目指す思いが込められている。
学生主体の衛星製作は同大で初。作ったのは ・・・
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