波しぶき浴び勇壮に「お浜降り」 24年ぶり、みこしが海へ 卯年ごとの神幸祭 旭・松澤熊野神社

若い衆に担がれ勇壮に海を進む神社のみこし=8日、旭市
若い衆に担がれ勇壮に海を進む神社のみこし=8日、旭市
「三川番所」で多くの観客が見つめる中、祭りばやしを披露する南堀之内芸能保存会メンバーら=7日、旭市
「三川番所」で多くの観客が見つめる中、祭りばやしを披露する南堀之内芸能保存会メンバーら=7日、旭市

 旭市の松澤熊野神社の12年に1度の伝統行事「式年神幸祭」が7、8日に執り行われた。同市の海岸・三川浜で8日、ハイライトの「お浜降り」が催され、地元の若い衆が神社みこしを担いで海中を練り歩いた。前回神幸祭では、市内で大きな津波被害が出た東日本大震災から間もなかったため、みこしは海に入らなかった。24年ぶりに繰り広げられた勇壮な光景を大勢の見物人が見守った。

 同神社は806年に紀伊 ・・・

【残り 557文字、写真 4 枚】



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