清水伶選 【日報俳壇】

三月の光のなかに待ちびと来 多古 鈴木裕
 【評】三月と云う春の明るい光の中に誰を待つかは、読み手の自由に任されている。恋人であるか、友人であるか子供や孫などと、想像の拡がりが楽しい。こころも明るくなる三月の光である。


【残り 1037文字】



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