2022年8月31日 05:00 | 有料記事

米のペーストを使用した新アイス「ちばミルク」を作るオリーブハウスのアイス班(オリーブハウス提供)

試作を重ねて製作した「ちばミルク」。牛乳本来の味を楽しめるアイスに仕上がった
千葉市花見川区の障害福祉サービス事業所「オリーブハウス」が、新たなオリジナルアイス「ちばミルク」を開発した。地元産の「八千代牛乳」を使い、同事業所で働く障害者らが29回もの試作を重ねてアイスを製造。食品添加物を一切使わず、米のペーストで固めることで、牛乳の風味を最大限生かしたアイスになった。販路も拡大し“農福商連携”で障害者らの安定した就労環境確保につなげる。
オリーブハウスは、障害者福祉施設では珍しいアイスの製造を2001年から行っている。従来、地域のイベントなどで対面販売を行ってきたが、新型コロナ禍で販売が難しくなり、売り上げが減少していた。
そこで、これまで ・・・
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