2021年2月18日 05:00 | 有料記事

サツマイモと加工品を紹介する石田社長(右)と湧大専務=香取市のさつまいもの石田農園

収穫したサツマイモは土壁の貯蔵庫に入れられる
品種改良や機械の進化などで空前の焼き芋ブームが到来している。「さつまいもの石田農園」(香取市、石田雅彦社長)はサツマイモのブランド化に取り組む今注目の企業。通常、サツマイモは甘い熟成状態になるまでに収穫から120日以上かかるが、同社は独自の技術で40日に期間を短縮。甘い芋が出回らない時期にも出荷し、他社との差別化を図っている。
元々は300年以上続く芋農家だったが、「新しいことに挑戦し、産地のイメージアップにつなげたい」と2018年に法人化。石田社長(52)と息子の石田湧大専務(28)が二人三脚で、経営戦略を練っている。年間取扱高は約400トン。
サツマイモを短期間で甘くする秘密は、地下 ・・・
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