印旛台地に築造115基 岩屋古墳に特別登頂も 龍角寺古墳群(栄) 【ふさの国探宝】

 栄町を中心に印旛沼北岸の台地の上に築かれた龍角寺古墳群。町によると、115基からなる千葉県を代表する古墳群で、古墳時代後期から終末期に当たる6世紀前半から7世紀前半の築造とされる。町は春と秋のまつりの開催日などに合わせ、同古墳群の中で最大の方墳である岩屋古墳(同古墳群105号墳)の登頂を一般市民らに特別に許可する事業を2013年から実施しており、はるか昔から栄えた地が醸し出す古代ロマンが感じられる。

 岩屋古墳は一辺約76メートル、高さ約13メートルの三段に連なる方墳で、周り ・・・

【残り 1109文字、写真 2 枚】



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