八街市のけやきの森公園で、県内最大級のラーメンイベント「八街！　激うま！　ラーメングランプリ」（同実行委主催）が開かれている。全国から有名店が集結し、入れ替わりで計３２店舗が出店。今年は「八街ラーメン王」を決める人気投票も初めて行われる。６月１日までの金～日曜日に開催し、計１０万人以上の来場を見込んでいる。

　同イベントは２０２２年に初開催。実行委員会で八街商工会議所青年部の荒木大輔会長は「例年大好評。イベントを通じて『八街＝ラーメンの街』というイメージが広がり、多くの方に足を運んでもらえるようになってきた」と手応えを話す。

　４回目となる今年は９日に開幕。同日はミシュランビブグルマンに選出された「味噌麺処　花道庵」（東京都）や、ジャガイモを使った新感覚のラーメンで知られる「ｉｎ　ＥＺＯ」（北海道）など８店舗が登場し、来場者は食べ比べをするなど思い思いにラーメンを楽しんだ。

　市内の２０代女性は、和歌山県の「麺屋ひしお」のラーメンを食べ「スープが濃くて肉と合う。おいしい」と笑顔。母親の５０代女性も「毎年楽しみにしている。有名店だけあって期待以上だった」と話した。

　荒木会長は「週ごとに店舗が変わるので何度も楽しめる。ぜひ来場を」と呼びかけている。

　金曜日は午後５時から、土日は午前１０時半から開催。全店共通食券制で１杯千円。人気投票は１杯につき１回できる。詳細は同グランプリホームページ。