2025年5月13日 20:54 | 有料記事

国府台遺跡発掘調査報告書に掲載された7世紀末~8世紀前半の国府台地区。南北の道が国庁(中央の黒いエリア)に真っすぐ伸びている

8世紀後半の国府台地区。国庁がやや東にずれている
奈良・平安時代などに下総国(県北西部など)の中心となる国府があった市川市国府台地区で、位置が判明していなかった「国庁」を巡り、市川市教育委員会は13日までに、現在の国府台スタジアム南側から千葉商科大学キャンパス北側にかけての一角にあったと推定した。千葉日報社が独自で入手した遺跡発掘調査報告書で言及した。担当者は「断定したわけではない」としながらも「ほかの場所とは現状で考えにくい」と強調している。
同地区を中心に市は ・・・
【残り 733文字、写真 3 枚】