2025年2月20日 05:00 | 有料記事

土砂崩れで生き埋めになった被災者(人形)を救助する訓練=19日、千葉市稲毛区

陥没した道路に車が転落した想定でも実施

高所から被災者を救助する手順も確かめた
昨年1月の能登半島地震の経験や教訓を生かそうと、県警は19日、千葉市稲毛区の第2機動隊施設で、県警の全機動隊と航空隊、関係機関と合同して災害警備訓練を行った。能登地震は孤立地域への対応や通信の途絶が課題となった。同じく半島という性質を持つ千葉で、実際に災害が起きた際の対処能力の向上を図った。
日本赤十字社千葉県支部や千葉市消防局、通信関係の会社も関わり、計約160人が参加。県警も救助支援で現地に出向いた能登地震を踏まえ、より現場に近い状況で訓練した。
通信途絶を想定した訓練として、体にウエアラブルカメラを付けた隊員がロードバイクで各訓練 ・・・
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