2025年2月12日 05:00 | 有料記事

商社や外資系企業で働きながら宅建資格を取得し、29歳で起業。縁あって賃貸物件管理からスタートするが、創業後2年は苦しい状況が続いた。当時、まだまだ男社会だった不動産業界で、「不況に強いといわれる賃貸事業に救われた」と振り返る。
かつては家賃と仲介手数料しか得られなかったが、近年は保証会社、防犯・防災設備などオプションをつける物件が増え、薄く幅広く利益を重ねて確保できるようになった。「当社にとって賃貸事業は、売 ・・・
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