2024年11月17日 05:00 | 有料記事

ツクツクボウシの交尾(左メス、右オス)セミ科 オス、メスとも26~33ミリ、翅端まで40~47ミリ。北海道、本州、四国、九州に分布=2024年9月17日、木更津市(筆者撮影)

ミカンの枝にとまるツクツクボウシのメス。千葉県では方言でオーシンチョコ(長生)、オミンチョコ(八日市場)などという(川名興1969千葉県の動物方言、自費出版)=2024年9月17日、木更津市(筆者撮影)
9月下旬「暑い、暑い」といいつつ、庭にでると「ツクツクボーシ、ツクツクボーシ」と大きな声。「はて、どこから聞こえてくるの? お隣の庭木? 家の壁?」と耳をすますが分からない。よくよく耳をすますとマサキの幹の地面から約50センチの位置で腹を激しく上下させて精一杯鳴いていた ・・・
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