気力の投球エースらしく 橋本3日連続登板 東京学館浦安 第106回全国高校野球 千葉大会 第10日

市船橋-東京学館浦安 3日連続登板した東京学館浦安の橋本=県総合SC
市船橋-東京学館浦安 3日連続登板した東京学館浦安の橋本=県総合SC

 「先発いけるか」。球場に到着したバスの中で東京学館浦安の橋口孝司監督は、1年の大家雅史に告げた。3回戦が継続試合となり、東京学館浦安は今大会唯一の3連戦。ここまで全試合で完投したエース橋本啓佑の疲労は限界で、大家は言われる前から覚悟はできていた。

 1-0の四回に同点適時打を浴びたが、「打たれてもいいから自分のピッチングをやってこい」と先輩に声をかけられ、堂々の5回1失点。以降は2人が継投し、1-3の八回、橋本が4番手で3日連続のマウンドに上がった。

 今大会すでに252球を投じた右腕は、疲れ ・・・

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