【わたしの王子様】(73) 横関大・作 ともわか・画

 ◆第二話 スピード狂時代(32)
 
 何の変哲もないアパートだった。指定されたのは一階の一番奥の部屋。私はガラにもなくドキドキしている。だってここ、もしかして葬儀屋のアジトだ ・・・

【残り 782文字、写真 1 枚】



  • Xでポストする
  • LINEで送る