【魂の歌を】(129) 真保裕一・作 旭ハジメ・画

 ◆第五章 明かされる過去 (30)

 三人がそれとなく目を見交わした。今度はタケシではなく、いつも控え目で言葉数の少ないジュンが顔を上げて言った。

「本当に単なる喧嘩なんです。四人でスタジ ・・・

【残り 830文字、写真 1 枚】



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