2023年9月25日 19:06 | 有料記事

23日の仙台戦でチーム3点目のゴールを決め喜ぶ千葉の米倉(左)=フクアリ

J2千葉の順位変動
サッカーのJリーグ2部(J2)ジェフユナイテッド市原・千葉が快進撃を続けている。8月19日の第31節藤枝MYFC戦から、今月23日にフクダ電子アリーナ(千葉市)で行われた第36節ベガルタ仙台戦まで破竹の6連勝で、J1昇格プレーオフ圏内の5位につける。残り6試合。2010年シーズンからJ2の舞台に身を置くなど低迷が続く「名門クラブ」は、熱心なサポーターの応援を背に15年ぶりの悲願を期す。
23日の仙台戦は、今季最多の1万3686人の観衆がフクアリをジェフイエローに染め、選手を鼓舞した。
主将でセンターバック(CB)の鈴木大輔の出場停止に加え、当初CBでの先発起用を予定していた新井一耀=市川市出身、順大出=も急きょ欠場する緊急事態となったが、大応援団の後押しで、3―1の快勝だった。
▽オリジナル10
ジェフ千葉は1993年のJリーグ開幕時の10クラブ「オリジナル10」の一つ。日本リーグの強豪の古河電工が前身で、同社サッカー部は日本協会の田嶋幸三会長をはじめ、長沼健、川淵三郎、奥寺康彦、岡田武史らサッカー界の重鎮を数多く輩出した。
だが、2009年のJ2降格以降、オリジナル10で一度もJ1復帰を遂げられていない唯一のクラブに。
コーチ ・・・
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