2017年1月11日 12:46 | 無料公開
「おびしゃ」は関東地方、特に千葉県に多く、もとは弓を射て的に当てることで、その年の豊穣を祈る行事でした。船戸のおびしゃは現在、的射は行われていませんが、古い形態を残す踊りとして伝承されています。
始まりは元和年中(1620年頃)と伝えられ、現在は、毎年1月20日直前の日曜日に「船戸会館」で行われています。
おびしゃの神事でお祓いと祝詞奏上が終了すると、余興として最初に行われるのが「三助踊り」です。次に「三番叟」が舞われ、最後に「おかめ踊り」が登場します。おびしゃは、新年に当番を交代し、氏子当番の人たちが準備に当たっていますが、これらの演目が終了すると、参加者全員による謡の奉納があり、続いて当番渡しという当番の引き渡しを行い全てが終了します。
日 時 | 1月15日(日) |
場 所 | 船戸会館(柏市船戸1129-1) |
交 通 |
JR常磐線・東武アーバンパークライン「柏駅」西口 または つくばエクスプレス「柏たなか駅」から 東武バス柏市立高校行「船戸木戸」下車徒歩5分 |
問合先 |
柏市生涯学習部文化課 TEL 04(7191)7414 |