宗吾霊堂(成田市)

  • Xでポストする
  • LINEで送る

 当山は宗吾霊堂と親しまれていますが、正式には、「名鐘(めいしょう)山東(ざんとう)勝寺(しょうじ)」といいます。桓武天皇の時代に征夷大将軍坂上田村麻呂が房総を平定した際、戦没者の供養のために建立されたものです。

 徳川4代将軍家綱の時代に佐倉藩の領民を救うために将軍に直訴し、その罪により磔刑にされた義民佐倉惣五郎(木内惣五郎)の菩提寺であり、百年忌の時に宗(そう)吾(ご)道(どう)閑(かん)居士(こじ)の法号をうけたことから宗吾霊堂と呼ばれるようになりました。

 現在、境内には、佐倉惣五郎の遺品などを集めた「宗吾霊宝殿」や「宗吾御一代記館」などがあり、正月には40万人以上の参詣者で賑わいます。

所在地 成田市宗吾1-558
交 通 京成本線宗吾参道駅下車徒歩12分
問合先 TEL(0476)27-3131 宗吾霊堂