2014年4月12日 16:04 | 無料公開
任期満了に伴う山武市長選があす13日、告示される。いずれも無所属で、現職の椎名千収氏(68)=自民・公明推薦=と、新人で元市議の小川一馬氏(59)が立候補を表明しており、一騎打ちの選挙戦が予想される。20日の投開票を前に、東千葉メディカルセンター(MC)の救命救急センターへの負担金や、さんむ医療センターの建て替えの是非が主な争点に浮上している。
連合千葉の推薦も得た椎名氏=2期=は合併市の初代市長としての実績を強調。東千葉MCの負担金は拒否しつつ、さんむ医療センターの経営安定化と病棟の移転建て替えの道筋を付けることを公約に掲げる。
一方、小川氏は財政悪化を懸念し、さんむ医療センターの移転建て替えに反対。東千葉MCへの負担金には賛成の立場で、東千葉MCを核にさんむ医療センターとの医療連携を進めることなどを訴えている。
◆欠員2の市議補選も
一方、議員辞職に伴う同市議補選(欠員2)も同日程で行われ、元職2、新人3の5氏が立候補する見通し。
投票は20日、市内28カ所で行われ、午後9時から市農村環境改善センターで即日投開票される。
3月2日現在の有権者数は4万6551人(男2万3109人、女2万3442人)。前回の投票率は市長選が42・48%、市議補選が42・43%だった。