御宿町長選あす投開票 両陣営、支持拡大に懸命

 任期満了に伴う御宿町長選は16日投票が行われ、即日開票される。立候補しているのは、新人で元町議会副議長の白鳥時忠氏(40)、現職の石田義広氏(64)=1期=のいずれも無所属2人。白鳥候補は若さをアピールし改革を、石田候補は実績を強調し継続を訴える。両陣営とも町内をくまなく回り支持拡大に懸命だ。

 白鳥候補は、若さに加え町議や経営者として培った手腕、人脈を生かし懸案に取り組む考え。教育の充実などで独自カラーを出す。「ダイナミックな改革や行動を起こせるリーダーが必要」と声をからし、現町政への批判票を掘り起こし浸透を目指す。

 石田候補は、1期目に町長報酬50%カットと率先して身を削った。旧県立御宿高校の有効利用にもめどを付けた。2期目は防災や高齢化対策などをさらに充実させると公約を掲げ、「皆さんのお使いとして人生の全てをささげる覚悟」と継続を求める。


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