野田市長に根本氏 県内首長で最多の6選

 任期満了に伴う野田市長選は24日、投開票が行われ、無所属で現職の根本崇氏(66)=民主、自民、公明、社民推薦=が、いずれも無所属で元市議の高原光雄氏(64)と高梨守氏(65)の新人2候補を破り、6選を果たした。県内の現職市町村長で6期目は最多。

 投票率は34・75%で、前回(40・26%)を5・51ポイント下回った。当日有権者数は12万6152人(男6万3090人、女6万3062人)。

 根本氏は5月、出馬を表明。実績をアピールしながら、地域防災計画見直しや中心市街地の活性化、福祉・医療・雇用の充実などを掲げた。「仕上げの1期として取り組ませてほしい」と支持を呼び掛けてきた。

 高原氏は商店街の再活性化などを掲げ、「野田市からオンリーワンの情報を発信する」と強調。高梨氏は「市長の任期は3期まで」とする条例制定を目標に掲げるなど多選批判を軸に選挙戦を展開したが、いずれも及ばなかった。

野田市長選開票結果 =選管確定=
26539 根本 崇 66 無現(民主、自民、公明、社民推薦)
  11269 高梨 守 65 無新
  5331 高原光雄 64 無新

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