2012年6月11日 18:00 | 無料公開
任期満了に伴う長生村長選は、12日告示される。現職で3期目を目指す石井俊雄氏(61)と、新人で村議の小高陽一氏(59)、経営コンサルトの山崎裕司氏(59)=いずれも無所属=による三つどもえの選挙戦となる公算が大きい。
石井氏は、自主防災組織の結成、避難道路の整備、避難タワー建設など「合併しないで災害に強い村づくり」を目指す他、高校生の医療費と第3子の保育料の無料化を訴える。
小高氏は、村議5期の経験で培った「国や県への太いパイプを生かし村の財政立て直しに役立てる」。また農地の集約化、「ながいき」名での長生村産農産物のブランド化を目指す。
山崎氏は、防災対策を前面に打ち出している。公約で出されている「100人乗りタワーは災害を助長する危険な設備」として阻止する構えで、村長給与の30%カットも強調する。
17日に投票が行われ、村役場3階会議室で即日開票される。