2012年11月17日 10:15 | 無料公開
千葉県内13小選挙区には16日現在、45人が立候補を予定している。内訳は自民党13人、民主党9人、共産党9人、みんなの党4人、国民の生活が第一5人、無所属4人、諸派1人。全区に擁立を目指す共産が16日に12、13区に追加候補を発表したほか、橋下徹大阪市長率いる日本維新の会がきょう17日に本県の擁立候補発表を予定するなど、来月4日の公示までには情勢はさらに変動する。(文中、敬称略)
“郵政選挙”と言われた前々回(2005年)は自民が4区を除くすべての選挙区で議席を獲得し大勝。前回(09年)は一転して民主が11、12区以外で勝利、中央でも政権交代を果たした。
3年4カ月ぶりとなる今回の総選挙。民主は消費税増税をめぐる党内対立などで県内も離党者が相次ぎ、分裂の後遺症に苦しむ。3区に青山を立てたが、2、7、11、12区は依然として空白状態。4区で圧倒的な野田、1区でやや先行する田嶋を除き、苦戦は避けられない。
政権奪還を目指す自民は、10年12月中に全選挙区の顔ぶれをそろえた。7区斎藤、11区森、12区浜田は安定的に支持を拡大。5区薗浦、10区林、13区白須賀も優勢を保つ。3区松野は生活岡島と激しく争う。