2011年5月24日 17:56 | 無料公開
4月の統一地方選で東日本大震災による液状化被害を理由に浦安市が投開票事務を行わず、仕切り直しとなった県議選浦安市選挙区(定数2)の再選挙は22日投開票が行われ、自民と民主の元職2人が、みんなの党新人の追撃を振り切り議席を“死守”した。
自民の内田悦嗣氏(46)は底力を示してトップ当選。同市堀江の選挙事務所で支持者らと約1カ月半遅れの万歳をした。「2回の選挙を戦うことになり、多くの人に支えられた」とまず感謝の言葉を口にした内田氏。「復興は長い道のりになる。市民の暮らしを損なわないようにバランスを取り優先順位をつけながら、浦安のために全力で働く」と意気込んだ。
民主の矢崎堅太郎氏(43)は同市今川の事務所で、地元選出の村越祐民党衆院議員らと抱き合って喜んだ。矢崎氏は「国政の影響があり厳しい戦いになったが、有権者は冷静な判断をしてくれた。(復興に向け)有権者の思いを裏切らないように4年間全力で頑張る」と抱負を語った。