現・新一騎打ちは接戦 市原市長選、あす投開票 市議選も最終盤

 任期満了に伴う市原市長選と同市議選はあす5日、投開票される。市長選はともに無所属で、3選を目指す現職の佐久間隆義氏(64)、新人の元中学校長、松本靖彦氏(68)=自民・みんなの党推薦=の一騎打ちは接戦の見込み。運動最終日のきょうは、ともに著名政治家が市内入りする。市議選も43人がしのぎを削る。両選挙は、同日深夜から未明にかけ大勢判明の見込み。

 佐久間氏は支援する民主・連合系市議の演説会や、「かつてない数が集まった」(陣営)という支援団体の集会などで2期8年の実績と安定感を訴え、足元を固める。街頭演説や朝夕の駅立ちもこなす。

 松本氏も推薦する自民市議や「これまで選挙に関与しなかった」(陣営)若い元教え子らと集会や街頭演説。佐久間氏の3選出馬を「公約違反」と批判する。片山さつき参院議員も応援に駆け付けた。

 運動最終日のきょうは、佐久間氏に河村たかし名古屋市長が、松本氏には自民の猪口邦子参院議員が応援で市内入りする予定。

 市議選(定数36)は7人オーバーの激戦。過去に比べ候補者数が減りボーダーラインが上がるため、各候補とも必死の闘いだ。


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