2011年5月12日 11:21 | 無料公開
東日本大震災の被災を理由に4月の統一選で投開票が行われなかった千葉県議選浦安市選挙区(定数2)の再選挙はあす13日、告示される。自民の内田悦嗣氏(46)、民主の矢崎堅太郎氏(43)の元県議2人と、新たに出馬表明したみんなの党新人の三原利治氏(47)の3人による選挙戦となる見通し。大震災で深刻な液状化被害を受けた同市の復興策などが争点となりそうだ。
再選挙は仕切り直しとなるため、統一選の立候補者以外の出馬も可能となった。同市選挙区で議席維持を目指す二大政党に挑むみんなの党は、4月10日の県議選で4議席を獲得。1議席を追加し、議会で毎回代表質問が行える「交渉会派」を狙う。自民は「絶対安定多数」の56議席を目指す。民主は改選前から4議席減の16議席で、後退傾向に歯止めをかけたいところ。