大森氏が出馬表明 火葬場建設や防災強化訴え 袖ケ浦市長選

 任期満了に伴う袖ケ浦市長選(10月23日告示、30日投開票)に元消防長で新人の大森正行氏(63)が4日、出馬を表明した。同日、木更津市役所で会見した大森氏は「40年の行政経験を生かし、市民に真心ある対応をしたい」と述べた。

 大森氏は「火葬場建設を現地に1回行っただけで断念するなど行政の進め方が子どもじみている」と現職の出口清市長=1期=を批判。「トップが職員の中に入り、方向性をはっきりさせて進めることが必要」として任期中の火葬場建設決定、危機管理課の新設による防災体制強化、保育所待機児童の解消などを訴えた。


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