2011年10月22日 11:46 | 無料公開
任期満了に伴う袖ケ浦市長選は、あす23日告示される。いずれも無所属で現職の出口清氏(65)=1期=、新人の同市商工会長の渡辺薫氏(62)=みんなの党推薦=と元同市消防長の大森正行氏(63)が出馬準備を進めており、三つどもえの選挙戦となりそうだ。
出口氏は公務で表立って活動できない分、市議時代からの後援会組織をフル活用。1期目の成果と今後の公約を掲げたチラシを全戸配布するなどして市政の継続を訴える。連合千葉の推薦も取り付けた。
渡辺氏は地元選出の浜田靖一衆院議員や小泉義弥前市長、ベテラン市議に加え、みんなの党の推薦を受け組織戦を展開。市内全域へのあいさつ回り、主要駅での駅立ちなどを通して知名度アップを図る。
大森氏は政策を説明する会報を4号まで作成し、全域へのあいさつ回りで活用。住民の多い長浦や蔵波台など新興住宅地を中心に、駅立ちを含めた草の根運動で約40年の行政経験をアピールしている。