任期満了に伴う来年６月の市原市長選に現職の佐久間隆義市長（６４）＝２期目＝が６日、出馬を宣言した。

　佐久間市長は同日、同市議会定例会の市民クラブの会派代表質問で鴇田房暉議員に２期の総括を問われ、企業誘致など地域経済の活性化策を挙げ「道はまだ半ば」とし、五井駅東口開発、行革などの実現のため「引き続き市政に全力を尽くす」と意欲を示した。

　初当選時に自らの任期について２期８年と明言したため、去就が注目されてきた。議会後に佐久間市長は「約束を破ったとの批判はあるだろうが、途中で放り出さず最後まで取り組んでほしいとの声もいただいている」と説明した。