桑原氏が出馬表明 「医療充実へ連携強化」 東金市長選

 4月18日投票の東金市長選に、同市西福俵の元会社員、桑原友義氏(38)が13日、無所属での立候補を表明した。

 記者会見した桑原氏は「東金の良い部分が知られておらず、いつも悔しい思いをしてきた。市長になって東金の特色を伸ばし、住みたい街・住んでよかった東金にしたい」と述べた。そのためには医療の充実が不可欠として「現場の声に耳を傾け、東金病院など既存公立病院の存続と連携強化を目指す」と強調。九十九里町と進める地域医療センターについては「現状では白黒つけられない。センター関係者の話も聞いた上で判断したい」と話した。

 桑原氏は東京都出身で日本大学文理学部(通信制)中退。昨年11月まで水処理薬品・機器販売会社に勤務。2年前に市長選出馬の意志を固めたという。

 同市長選には、現職の志賀直温市長(61)が4選出馬を表明している。


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