川井市長が立候補の意向 杉浦市議も出馬へ 松戸市長選

 7月2日に任期満了となる松戸市の川井敏久市長(66)が、次期市長選に5選を目指して立候補する意向であることが分かった。来週中にも正式に出馬表明する。元市議会議長の杉浦誠一市議(60)も立候補の意思を固めており、選挙に向けたマニフェストの作成完了後に出馬表明する考え。

 取材に対し川井市長は、「松戸市立病院の移転をストップさせようとする動きがあるが、計画を何としても実行に移したい。もう5回目でもあるし、厳しい選挙になると思うが、自らが立候補して移転計画の是非を問わなければならない」と、松戸市立病院の移転問題を大きな争点として挙げた。

 杉浦市議は「市立病院も大事だが、それだけを選挙の争点にするのは問題。活力ある、元気な松戸を目指して、さまざまな政策を掲げるべき。まちづくりのあり方も積極的に訴えたい」と話した。

 川井市長は松戸市議、県議を経て1994年に市長に初当選し、現在4期目。

 杉浦市議は94年に市議に初当選し、現在4期目。市長選には無所属で立候補する考え。


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